Raspberry Pi Zero WHの初期設定(ディスプレイ、キーボードなし)

2019年3月7日

新しくディスプレイやUSBキーボードなどを準備しなくても、パソコン(Windows)のみRaspberry Pi Zero WH(ラズベリーパイ ゼロ ダブリューエイチ)の初期設定ができましたので、その設定方法を詳しく紹介します。

Raspberry Pi Zero WH

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ままあちゃん
やったー! Raspberry Piがきたよー
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まあちゃん
わーい! ブルベリーパイ食べたい!
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ままあちゃん
ラズベリーだってばw 
ちっちゃいコンピューターだよ
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まあちゃん
コンピューター??
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ままあちゃん
センサーとかモーターとか動かせるの
ロボットとかドローンとかを作ってる
人もいるんだって
 
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まあちゃん
すごーい! まあちゃんも作りたい!
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ままあちゃん
まずは使えるように、設定しようね

ネットの情報をいろいろ調べて、設定していきましたが、うまくいかず苦労したところもありました。

もしかしたら難しいように感じることもあるかもしれませんが、一つ一つ丁寧にやっていけば、大丈夫だと思いますので、ぜひトライしてみてください。

初期設定で準備するもの

  1. Raspberry pi zero WH
    すごくちっちゃくて、ほんとびっくりです。でも、いろんなことができるので、これからわくわくです。
    Raspberry Pi Zero WH
  2. microSDカード(8~32GB)
    Team microSDHCカード 32GB 高速転送UHS-1を選びました。
    Raspberry Pi は、SDカードとの相性が厳しいので、動作実績のあるSDカードを選んでください。
    Team microSDHC Card
  3. microUSB電源ケーブル(スマホの充電ケーブルでOKです)
    microUSB電源ケーブル
  4. パソコン(microSDに書き込めるもの)
    ASUS ZenBook13 UX331UNを使用しています。

よかったら、こちらの記事も見てみてください。

Windowsのバージョンを確認

作業に入る前に、Windowsのバージョンを確認してください。

Windows 10のバージョンは、1809以降を強くおすすめします。

その前のバージョン、Windows 10 Version1803には、Raspberry Piとうまく接続できない不具合がありました!

詳しくは、WindowsからRaspberry Pi Zero WHに接続時 「無効なホスト」エラーが出たを見てみてください。

ちなみに、Windows10のバージョンは、Windowsの左下のスタートボタンをクリックし、[設定]-[システム]-[バージョン情報]で確認できます。

Windows10 設定

OS(Raspbian)をダウンロード

Raspberry PiのOS Raspbian(ラズビアン)をダウンロードします。

Raspberry Pi公式サイトの「Download ZIP」ボタンをクリックし、「2018-11-13-raspbian-stretch-full.zip(1.84GB)」ファイルをダウンロードします。
Raspbianダウンロード(いまだにADSL環境なので2時間くらいかかってしまいました)

ちなみに、左側のボタン「Download Torrent」について。

Torrentは、専用のクライアントソフトを使用して、みんなで協力してダウンロードし合おうよというものです。

自分がダウロードしたファイルを、今度は自分のPCから、他の人のPCにダウンロードさせてあげましょうというルールがあります。

参考 Torrentの違法性と合法的利用!!この方法なら逮捕されない?Torrentの本当の使い方!

SDカードをフォーマット

SDカードフォーマッターをインストール

SDカードをフォーマットするためのソフト「SDカードフォーマッター(SD Card Formatter)」をインストールします。

SDカードフォーマッターは、SDカードの性能が最適になるようにフォーマットしてくれるソフト(無料)です。

 SD Association(公式サイト)から、OS(Win/Mac)に合った「SDカードフォーマッター」をダウンロードします。

SD Card Formatterダウンロード

ダウンロードしたファイル「SDCardFormatterv5_WinJP.zip」を解凍します。

解凍ソフトをまだインストールしていない方は、Lhaplus (ラプラス)などの解凍ソフトを入れてください。

解凍した「SD Card Formatter 5.0.1 Setup JP.exe」ファイルをダブルクリックします。

指示に従って、デフォルトの設定のままインストールします。

SDカードをフォーマット

microSDカードをパソコンに挿し、正しく認識されていることを確認します。

「SD Card Formatter」アイコンをダブルクリックし、SDカードフォーマッターを起動します。

SD Card Formatterアイコン

「このアプリがデバイスに変更を与えることを許可しますか」というウィンドウが表示されたら、「はい」をクリックします。

フォーマットオプションで、「上書きフォーマット」を選択して、「フォーマット」ボタンをクリックします。

SD Card Formatter上書きフォーマット

「上書きフォーマット」を行うと、SDカードに初期不良がないことを確認できます。

「全てのデータが消去されます」という確認画面が表示されるので、「はい」ボタンをクリックします。

SD Card Formatter確認画面

フォーマットが無事に終了しました(フォーマットに20分くらいかかりました)。

SD Card Formatter完了画面

SDカードにOS(Raspbian)を書き込む

SDカード書き込みソフトEtcherをインストール

SDカードにOSを書き込むソフト「Etcher(エッチャー)」をインストールします。

balena Etcher」にアクセスし、OSに合ったファイルをダウンロードします。
balena Etcherダウンロードダウンロードした「balenaEtcher-Setup-1.4.9-x64.exe」ファイルをダブルクリックすると、Etcherがインストールされて、自動で起動します。

 

SDカードにOS(Raspbian)を書き込む

自分で起動する場合は、「balenaEtcher」アイコンをダブルクリックします。
balena Etcherアイコン

「Select image」ボタンをクリックします。

Etcher select image

先ほどダウンロードしたOSの「2018-11-13-raspbian-stretch-full.zip」ファイルを選択し、microSDカードをパソコンに挿した状態で「Flash!」ボタンをクリックします。

Etcher Flash

 

「このデバイスに変更を加えることを許可する」ウィンドウが表示されたら、「はい」ボタンをクリックします。

終了したら、右上の×をクリックしてウィンドウを閉じます。

「ディスクをフォーマットしますか?」というウィンドウが表示されたら、「いいえ」をクリックして閉じます。

これで、SDカードにRaspberry PiのOS Raspbian(ラズビアン)が書き込まれました。

 

SDカードにRaspberry Piの設定を書き込む

Raspberry PiのSSHをオンにする設定

SDカードにRaspberry PiとSSH接続するための情報を書き込みます。

今のRaspberry Piは、初期状態でSSHがオフになっています。

bootドライブ(SDカード)の直下に空の「SSH」という名前のテキストファイルを保存することで、SSHが自動で起動するようになります。

SSHとは、Secure Shell(セキュアシェル)の略称で、リモートコンピュータと通信するためのプロトコルです。
認証部分を含めネットワーク上の通信がすべて暗号化されるため、安全に通信することができます。

引用元:クラウド・データセンター用語集

パソコンのmicroSDカードを一度抜き差しすると、microSDの中が見えるようになります。

パソコンのエクスプローラでSDカードを見てみると、bootという名前のSDカードの下にずらっとファイルが保存されています。

ファイルの空いているところで、マウスの右ボタンをクリックし、表示されたメニューの[新規作成]-[テキストドキュメント]をクリックします。

ファイル名が「ssh」(拡張子無し)というファイルを作ります。中身は空っぽでOKです。

テキストファイルを新規作成

Wi-Fiの設定ファイルを書き込む

Raspberry Piが起動した時に、自動でWi-Fiに接続するように設定ファイルを作成します。

bootドライブ(microSD)の直下に「wpa_supplicant.conf」という名前のテキストファイルを作り、以下の内容を書き込みます。

 

SSIDやパスワードは、Wifi親機の設定を確認してください。うちの場合は、Wifi親機の横のシールに書かれていました。

 

Raspberry PiとSSH接続する

TeraTermをインストール

Raspberry Piに接続するソフトTeraTermをインストールします。

窓の杜のTeraTermのページからダウンロードします。

Tera Termダウンロード

ダウンロードした「teraterm-4.101.exe」ファイルをダブルクリックします。

インストーラーの指示に従って、デフォルトの設定のままインストールします。

 

Raspberry Piを起動!

ついに、Raspberry Piを起動します!

パソコンのSDカードアイコン上で右クリックして「取り出し」を選択し、microSDカードをパソコンから取り外します。

Raspberry PiにmicroSDカードを挿して、Raspberry Piの電源microUSB端子に電源microUSBケーブルを接続すると起動します。

きゃー 超ドキドキしました! 右下の黄緑色のLEDが30秒くらいチカチカします。

この時、Wifiにつなぎにいっているので、無線LAN親機の「AOSS」ボタンを押すなど、無線環境に合わせて接続できるようにしてあげてください。

ちなみにうちの無線LAN親機は、WZR-450HPという2012年に発売された古い機種ですが、無事につながりました。

 

TeraTermでSSH接続する

30秒くらい経って、Raspberry PiのLEDがチカチカから点灯に変わったら、「Tera Term」アイコンをダブルクリックして起動します。

Tera Termアイコン

「新しい接続」画面が表示されたら、

ホスト: raspberrypi.local

と入力し、「OK」ボタンをクリックします。

Tera Termの新しい接続

「セキュリティ警告」の画面が表示されたら、「このホストをknown hostsリストに追加する」をチェックして「続行」ボタンをクリックします。

ここで、うまくつながらない場合、少し時間をおいて、リトライしてみてください。
それでもダメなら、名前解決ができていない(Raspberry Piが探せていない)可能性があります。
WindowsからRaspberry Pi Zero WHに接続時 「無効なホスト」エラーが出たで詳しく説明しています。

無事に「SSH認証」画面が表示されたら、

ユーザー名: pi
パスワード: raspberry

と入力して、「OK」ボタンをクリックします。

Tera Term SSH認証

 

これで、接続できれば、成功です。

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まあちゃん
やったー! おめでとうございます!

Tera Term

シャットダウンするには、このコマンドを入力します。

$ sudo poweroff    ($ shutdown -h now でもOK)

これでRaspberry Piが正常に終了して、TeraTermの接続も切れます。

ちなみに再起動(リブート)は、こちらです。

$ sudo reboot ($ sudo shutdown -r now でもOK)

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うさたん
お疲れ様でした!

まとめ

Raspberry Pi Zero WHの設定は、うまくできたでしょうか? 初めてTeraTermで接続できたときは、思わずガッツポーズが出てしまいますよね。第一関門突破です。

参考にさせていただいたブログはこちらです。有益な情報をありがとうございます!
Raspberry Pi Zero Wをディスプレイやキーボードなしで初期設定、Wi-Fi接続
Raspberry Pi をディスプレイ/キーボードなしで初期設定する

このままでは、セキュリティ的に不安なので、次の記事では環境設定をしていきます。

Posted by ままあちゃん